電力小売自由化に関するアンケート調査が博報堂により実施され、その結果が公開されています。
調査は、2014年9月に全国1000名に対して行われたようですが、2016年からの電力小売全面自由化を前にして、このようなアンケート調査は、実はこれまでなかったように思います。
調査結果によると、電力小売自由にかについての認知率は80.8%で、かなり高いという印象を受けます。(私の身の回りでは、それほど多くの人は、自由化について知らないような気がします)
また、自由化時に電力会社を変更したいかとの問いには、64%の人が「変えてみたい」と答えているようです。
需要家の関心が高まることはよいことです。電力供給側にとっては熾烈な競争を迎えることになるとは思いますが、需要家にとって分かりやすいメニューが出てくることを期待したいと思います。
国連気候変動枠組条約第20回締約国会議(通称COP20)に向けて、閣僚級準備会合(プレCOP)がベネズエラで開催されました。
環境省の報道によれば、日本をはじめ、約30か国・地域から参加があったようです。
2020年以降の国際的な枠組みについては、来年のCOP21にて(までに)合意する予定となっているため、今年のCOP20は、いま一つ盛り上がりに欠けるかもしれません。
しかし、1988年にIPCC設立、1992年に気候変動枠組条約が採択されてから、長い年月にわたりこの問題は議論され、その積み重ねの上に、多くの成果や取り決めが生まれてきました。
そのような意味で、今年リマで開催されるCOP20も、来年の合意に向けての重要な会議となると思います。
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